今回は、子供が0歳の時から3年半ディスニー英語システム（DWE）を使用してみて、「十分な効果はあったけどもしかして他の英語教材の方が良かったのでは？」と思ったので、DWEの経験と他の幼児教材の内容を照らし合わせてみて、私自身の思う「より良い英語教材」を検討してみたいと思います。
幼児英語教材に求めること
まず私自身の幼児英語教材に求める目標は、「英語を聴ける力（リスニング能力）」を身につけることです。
「話す」「書く」ではなく、「聴く」「読む」です。その理由は今の日本では「リスニング能力とリーディング能力」で個人の努力値を測定する機会が多いからです。
詳細は、「子供（特に未就学児に英語を学ばせる理由」という記事にまとめています。
3年半使用したDWEの評価
まず、他の英語教材と比較する前に、DWEの良かった点・悪かった点をまとめます。
良かった点
SBSという教材で「子供は英語を聞けている」と認識できた。
3歳になるまでは英語音源をかけてインプットばかりで苦痛だった。ただ、3歳になってSBSで英語の指示を聞いて絵に色を塗ったり、シールを貼ったりするのを見て、「英語が聞けて理解できている」と実感。そこから親である私のモチベーションが上がりました。
継続は親の力も必須です。効果を感じれば本当にモチベーションがあがるので、英語を聴いて理解していると認識できる機会がある教材をオススメです。
詳細は、「【DWE】ステップバイステップ（SBS）が素晴らしい」という記事にまとめていますので、よければそちらも参考にして下さい。
ディズニーキャラクターが魅力
メイン教材にディズニーキャラクターが登場することには助けられています。DWEの教材自体に飽きても、他のディズニー関連の英語グッズで遊ばせていると、また自然とDWEに戻ってこられています。
ユーザーが多いので、教材を上手く使用する工夫などの情報があふれている。
SNSなどに教材を使いやすく加工する方法が、たくさん載っています（DWE内職と呼ばれている）。使いやすくなるのはいいですが、教材を加工して工夫すると、「子供にこの教材を使ってほしい」と思えるので、親のモチベーションが上がります。
我が家で行ったDWE内職をまとめているので、よければ見てください。
対象年齢が0~12歳
他の教材と比較すると対象年齢が高いです。他の教材は8歳までを対象としているものが多いです。しかし8歳までだと、そこから他に何か英語をやらせないと、小学校の英語のみになるので英語に触れる時間が少なくなりそうかなと思っています。
悪かった点
教材の値段が高い
他と比較して圧倒的に高いです。我が家はミッキーパッケージという基本的な教材がすべてそろっているプランにしたのですが、それでも70万円強！フルパッケージだと100万円近くします。
さらに会員を継続する場合は会員費用も必要
会員費用は月額3,410円（税込み）が必要です。私はこちらは初めに入会しても継続は不要だと思っています。細かいことは「ワールドファミリークラブ（WFC） 口コミ・体験談」という記事でまとめていますのでよければ参考にしてください。
赤ちゃんが取り組むplay along や会員関係のサービス（イベントやWEB動画など）はオリジナルキャラクター！
愛着ないキャラクターは、子供ではなく親のモチベーションが上がらないです。
その他にも、DWEのネガティブな感想は「ディズニー英語システム（DWE）はぶっちゃけ辛い！でも効果はある！！」という記事にまとめています。
比較するポイント
今回は、以下の3点に重点を置いて比較したいと思います。
・価格は？
・対象年齢は（特に何歳で英語教育が終わってしまうか）？
・リスニング能力を確認する機会はあるか？
※本当は「読む力」も確認したいのですが、現段階（3歳）では特に判断できないので今回は省きます。
Worldwide Kids(WWK:ワールドワイドキッズ)と比較
Worldwide Kids(WWK:ワールドワイドキッズ)は2023年3月末で販売が終了しました。
Worldwide Kids(WWK)基本情報
価格
教材一括お届け：249,480円（消費税10%・配送料込み）
分割購入も可能
対象年齢
０～８歳
簡単な教材特徴
All English
単語数6000（ちなみにDWEは2400しかない）
聞けていることを確認する機会として、「英語でのゲーム」や「オンラインレッスン」がありそう。
DWEと比較した感想
WWKはDWEよりコスパ良さそうというのが正直な感想！
英語で遊ぶツールなどでリスニング能力を確かめる機会がありそうなのが良い！
単語数も多く、単語力を増やすのにも良いと思われます。
気になる点は「対象年齢」と「継続のしやすさ」。
8歳までということで、英会話など他に何もしなければ、小学校3年から6年までの間は小学校での授業だけになり英語に触れる時間は少なくなりそう。
逆に「話す力」を身につけさせたい場合は、WWKで英語になれたら英会話開始という流れも良さそうと思いました。
「継続のしやすさ」については、我が家ではディズニーキャラクターに何度も助けられたと感じています。DWEに飽きても、他のディズニー関係のDVDなどを英語で見せたりしていると、そのうちまたDWEをやり始めるようになりました。
こどもちゃれんじEnglishと比較
こどもちゃれんじEnglish 基本情報
価格
2カ月に1回：2933円～3476円（税込み） ※こどもちゃれんじ会員価格
→5年しても10万円未満かな・・
対象年齢
1歳から6歳
簡単な教材特徴
日本語がはいる（All Englishではない）
単語1800語以上
DWEと比較した感想
DWEよりはやっぱり断然安いのが良い。しまじろうなので子供も興味をもち継続しやすそう（実際、我が子もしまじろう大好き）。
気になる点は、WWKと同じで「中学の英語が始まるまでの間をどうするか？」という点。
「子供の様子を見て英会話検討する予定」「親が一緒に取り組むにあたって日本語ないと辛い」などの場合には、こどもちゃれんじEnglishは全然アリだと思います。
個人的にはAll Englishの方が、こどもが日本語と区別しやすいと思い、All Englishの教材にしましたが、DWEのように全部英語は英語苦手な私にはぶっちゃけ辛いです。
ミライコイングリッシュと比較
ミライコイングリッシュ 基本情報
価格
58,600円
対象年齢
0～8歳
内容
All English
単語数1500語
「英語でクイズに答えたり」・・とかなら英語を聞けている確認になるかもしれないが、ネットで調べた範囲ではちょっと微妙かも・・
DWEと比較した感想
やっぱり安いのは良いですよね。他と比べても断然安い！！
気になるのは、英語を聞く機会は多そう（DVDやCDはしっかりある）だけど、私がDWEで良いと思った「子供が英語を聞けていることを認識できる機会」は教材だけでは少なそうという感想です。
英語でクイズに答える教育内容もあるので、そこで確認できるかもしれないけど情報が少ないです（もし教材の中にそういうツールがあったらすいません）。
ある程度英語を話せる親で、子供と英語でやりとりして、子供のリスニング能力を確認できる人は、価格を考慮すると断然アリな教材。
最近子供と英語を取り組んでいて、子供のリスニング能力を確認する良い方法がありました。
それは、英検ジュニアです。
英検ジュニアのHPではサンプル問題があるので、3年ほど英語かけ流しを行ったあとに、ブロンズからサンプル問題を解いてもらうとリスニング能力を確認できると思います。
ポピー Kids English と比較
ポピー Kids English 基本情報
価格
月1,680円＋初回音声ペン3300円
対象年齢
年中～小３
簡単な教材の特徴
音源が少なそう・・
単語数1400語
聞けているかの確認はドリルページに多少あるかな・・・って感じです。
DWEと比較しての感想
正直、DWEや他の英語教材と比べると内容が少ない。
小学校教育に内容を寄せている感じなのかな。英語音源や「リスニング能力の確認機会」も少なそう。
無理のない量みたいなので、「一度他の英語教材を嫌がったからこそ、小学校の内容に付いていけるようにしたい」というようなリカバリーとして良さそう。
結局どの英語教材がいいの？
個人的には、ミライコイングリッシュが良いと感じました。
理由は、
１：子供が教材から離れる可能性があるため、あまり高額な教材は後悔する可能性がある（やはり安い方がうれしい）
２：リスニング能力向上が目的なので、英語音源や動画があればいい（正直、どの教材でも話す能力は、なかなか伸びないと思っています。あくまでDWEでの経験のみですが・・）
３：8歳までやらせて、その時の子供の英語能力次第で次の教育を検討できる（例えば、英語にハマっているようであれば英会話など対人スキルを磨けばよい）
４：リスニング能力を確認できる教材があるのが理想だが、英検ジュニアの練習問題（状況に応じて実際受験）で英語を聴けて理解しているか確認可能。
ミライコイングリッシュは、オンラインでサンプル映像も確認できるので、よければ一度視聴して、ご自身に合っている検討してください。
