紐通しとは
「紐通し」とは、その名の通り穴の開いた木などのパーツのおもちゃにせっせと紐を通していくだけの遊びです。
どうやら1歳半くらい~の幼児期に手指を使った細かな動きをしていると、幼児脳の発達に良い影響を与えるとのこと・・・
幼児は紐にパーツを通していきますが、うまく通さないと反対側から抜けてしまったり(なんでだろう?と思考する)、うまくはまらないパーツが出てきたり(あれ?太さが違うのかな?次はこっちのパーツだとどうだろう?と気づいたり)なんていう経験を重ね、頭をフル回転させて楽しく賢くなっていくようなのです!
幼児の知育玩具として紐通しがよいとの情報を入手し、これはぜひとも我が子にプレゼントしてあげたい!と思い、どんなものが良いかといろいろ調べていました。
知育と聞いたらとりあえず気になってしまう。笑
ネットで「紐通し」で検索していると様々な商品と口コミレビューが出てきます。どれがいいのだろう。
画像検索をしている中で、全幼児に愛される絵本「はらぺこあおむし」の紐通しを作ってみたという方の写真が出てきました。なんと可愛い。
その方のようには器用ではないですが、うちの娘も大好きなはらぺこあおむし、私も真似して唯一無二の紐通しを1歳半プレゼントとして作ってあげよう!と思い立ち、制作を開始しました。
紐通しを作ってみた
多少時間がかかると想定し、10ヵ月になった頃からお散歩がてら材料集め、娘のお昼寝タイムに少しずつ制作を開始しました。
毎日ではないですが、気の乗った時に1時間程度ずつ制作し、あおむし+紐+葉っぱの紐側パーツと月曜~金曜の果物(りんご、梨、すもも、いちご、オレンジをそれぞれの個数ずつ)パーツが1歳半までに完成しました。
材料
・100均セリアで購入した洗えるフェルト各色(絵本を見ながら色を揃えました)
・カラーの刺しゅう糸
・太めの紐
・ユザワヤで買った100円くらいの綿
・裁縫上手という布用ボンド
作り方
・パーツ
① フェルトを絵本に登場する果物やスイーツの形に切り抜き、中央に穴をあける。(2枚同じ形を準備)
② 果物によっては模様をつける。(例;いちごなら黒糸で玉結び玉止めをランダムに施したり、りんごなら茎と葉っぱを適当にフェルトで作ってトップにつける、その他大きな柄なら裁縫上手でくっつけてアイロンをあてる)
③ 中央の穴をぬいぐるみやステッチでやる縫い方のコの字とじ(はしごまつり縫い)で繋げていく。
④ 綿を詰めながら外周を閉じていく。
・紐
① あおむしをつくる。手縫いできる部分は手縫いし、目や触覚などの細かすぎる部分は裁縫上手でくっつけました。胴体には紐をとおし、縫い付けました。
② 葉っぱを二色刷りで作成。二色のフェルトは波縫いで返し、外周はパーツと同様にコの字とじで綿を詰めながら閉じていく。
③ あおむし、葉っぱを最後に閉じるときに紐をくっつけ(末端に団子結びをしておくと抜けにくい)縫い合わせる。
細かいところはへたくそですが、一目見た子供は「うわぁ~~!!」と喜んで、以降は毎日遊んでくれています。
お片付け時はバラバラになってしまわないように、ジップロックに入れています。
追加で土曜日の食べ物も作ったので載せておきます。
製作時間
果物の各パーツは30分/1個、葉っぱとあおむしはそれぞれ1時間程度かかりました。
時間はかかりましたが、育休が明ける前に手作りのプレゼントが製作でき満足です。