2歳5ヵ月の娘は最近数を10まで数えあげられるようになっていますが、物をみて、これはいくつある、とカウントするのはまだ難しい様子です。オカン自身理系なこともあり、早くから数字に触れてほしいなと思ってしまう今日この頃。
そこで幼児~小学校低学年くらいまでの子が数の概念を理解するのにとても良いと名高い知育玩具、100玉そろばん(百玉そろばん)を購入しました。
購入にあたって、私が重視した点、悩んだ点などの選定ポイントをご紹介します。
【購入したそろばん】
散々迷った結果、購入したのはトモエの100珠そろばん「アバカス100」です。
【選定ポイント】
大前提として、
・安全性(幼児向けに作られている製品なら大抵クリアでしょう)
・木製(そもそも100玉そろばんは木製が多い)
というのは置いておいて、私が重視したのは以下でした。
① 玉を左右に寄せたときに上下の行で重なる部分ができないこと
☆理由:重なる部分がないほうが10の塊をカウントしきったことや、10からいくつ足りないかが視覚的にわかりやすいのではと思いました。
② 5ずつ色が違うこと
☆理由:5の塊を意識して数を数えてほしいので。同じ色の玉が7個、8個くらい並ぶと、パッと見て7個!8個!と分かりにくくないでしょうか??5の塊、10の塊の感覚が身についていることって将来的にとっても便利ですし。
③ 50のところでも色が切り替わっていること
☆理由:②と同様、10の塊がいくつある、というのがわかりやすいなと思いました。
④ 仕切り(壁)がないこと、数字が書かれていないこと
☆理由:親が裏側からサポートとして動かしたりしたいと思った。また、仕切り部分に数字が書かれているものは、個人的に答え?が見えている感があるような気がして少し気になりました。必ずしも左上から1、2、3、…と数えることが正しいわけではないなという気がしたのも理由です。右から数えたりはもちろん、左右にそれぞれ何個とかしますし、下のほうの行を使って全体からの引き算をしたり、上下同時に計算したり…なんてことはしないのかな?なんて思ったり…。トモエのアバカス100は数字が書かれた壁がないため、縦置きと平面置きの2通りの使い方ができるので、反対向きにも使えます。
⑤ 適度な大きさ・重さ
☆理由:子供が持ち運びできるように。選択したトモエのアバカス100はその点、側面に持ち手が付いており、また上のバーも持ちやすいため良い点だったかと思います。
【迷ったそろばん】
・くもんの玉そろばん120
玉が120個あります。120まであることで、100より大きい数のカウントの理解がしやすいようです。くもんに通っている子たちはこちらを使用するようです。
・ダイイチの100玉カラーそろばん
トモエのそろばんと同様、5ずつ色が分かれていること、裏表ひっくり返すことで数字ありなしの切り替えができることからも汎用性は高く、良いなと思いました。
・七田式100玉そろばん
カラフルでとても可愛いもので、玉が重なることもなく使いやすそうです。
・学研100玉そろばん
大きさも程よく、カラフルでとても可愛いです。スタンドつきタイプなので、棚の隙間に収納しやすそうです。
・IKEAの100玉そろばん
インテリアとしてとても可愛いです。初めはこれにしようと思い探していましたがどうやら廃盤になってしまったようで入手できず。
【トモエのアバカス100 残念だった点】
総合的に、この100玉そろばんでよかったと思っていますが、残念な点を挙げると以下です。
・縦置きすると少しがたつく:手が当たると倒れることもあります。フローリング傷防止のために椅子の脚の裏などに貼るカーペットシールをそろばんの脚の部分に貼って使っています。
・カラフルさに欠ける:もっとカラフルで可愛らしいそろばんは他にもあるようです。その点トモエのアバカス100はおもちゃ感が少なく、お勉強感が強い気がします。
・玉の大きさ:2歳5ヵ月ならあまり問題ないですが、もう少し小さい子が使うことを想定すると、少し玉が小さめな気はします。2行同時に玉が動いてしまうこともありそうです。
・数字が書かれていないこと:私は書かれていないものをあえて選んだのですが、子供は文字と数の概念がなかなかリンクしていないというのも聞きます。どちらを重要視するかですかね。
【まとめ】
娘は喜んでパチパチとはじいていました。黄色の玉をバナナ、赤色の玉をイチゴと言って食べる真似をしながら遊んでいます。縦置きして使用するのが好きなようです。
調べれば調べるほどいろんな商品があり、あれもいいなこれもいいな・・・となりますが、皆様がお気に入りのそろばんと出会えるといいなと思います。