育児 PR

授乳(完全母乳の場合の授乳回数など)と母乳関連の悩み

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

~2歳になっても母乳を続けている我が家での実例をふまえ~

授乳に関して、私は出産後~2年以上いろいろなことに悩まされました。同様の方の参考になればと思い、記事にしました。

授乳スタイル(完母・混合・完ミ)について

今の時代、どれがいい・悪いなんてのはないと思います。やはり自分たちの生活スタイル等にあったもので、お母さんの負担がより少ないと思うものを継続することが一番だと思っています。
我が子の産まれた病院では、母乳後にミルクを足すという混合で指導を受け、徐々に自分に合うスタイルでどうぞという感じでした。そのため、我が家は生後2週間まで母乳後にミルクを足す混合スタイルでしたが、以降は母乳が多く出たので完全母乳となりました。そんな我が家の2年間の実例を紹介します。

一日のうちの授乳回数について

【0日~2週間】

母乳:6~9回/日(3時間おき、夜間は4時間あくこともあり)
ミルク:母乳の後に毎回40~60mL
ミルクは飲まずに寝てしまうことも多かったです。徐々にやめていきました。
慣れない授乳で乳首が切れて非常に痛い…(乳頭保護器については便利グッズにて紹介)

【2週間~3ヵ月】

母乳:7~9回/日(3時間おき、夜間は4時間あくこともあり)、ぐずった時は母乳でなだめる。完全母乳なので、あげ過ぎなどは気にせずすぐにあげていました。
ミルク:2週間頃から、作って準備しても飲まなくなりました。哺乳瓶を洗うのがめんどくさくなり、やめてしまいました。ちなみに粉ミルクは大缶1つ開け切ることができなかったのですが、余った粉ミルクは未開封缶は安くメルカリで売り、開封済みのものはコーヒーに入れたり、料理に使って消費しました。

【3~6ヵ月】

母乳:7~9回/日(2~3時間おき、夜間は6時間あくこともあり)
2時間で欲しがることもあるので、お出かけやお風呂のタイミングが結構難しいです。

【6~9か月】

母乳:6~8回/日(3時間おき、夜間は6時間あく)
離乳食も並行しますが、うちは離乳食の食べが悪く、2回食に増やしても「ご飯嫌!おっぱい」状態でした。市区町村の栄養相談や病院の医師の指示もあり、少なくとも食事をもう少しとれるようになるまでは飲みたいだけ飲ませればよい、と言われていました。よく「授乳を続けているから食べないのだ」という意見も聞きますが、私の胸が張りすぎたのと、それにしてもあまりにも離乳食を食べない(一口も食べず泣く)ので、そのようなスタイルで進めていました。

【9~12ヵ月】

母乳:6~8回/日(3時間おき、夜間は6時間あく)
離乳食は3回食に進めてはいましたが、相変わらず食べません(結局1歳3ヵ月頃まではどんなに工夫してもほとんど食事を口にしませんでした)。そのため仕方なく欲しがるだけ授乳は続けていました。

【1歳~1歳6ヵ月】

母乳:2~5回/日(4~5時間おき、夜間は6時間あく)
保育園入園(1歳4ヵ月で入園)を控えており、授乳について非常に悩みました。
1歳になった頃から意識して回数を減らし、保育園入園前の1歳4ヵ月で2回(朝食後・夕食前)まで減らしました。なお、減らしたからと言って残念ながら離乳食を食べる量は増えませんでした(1歳頃~成長曲線を下回っていきました…)
1歳6ヵ月頃から離乳食は幼児食にステップアップし、多少食べる量が増えてきました。さすがに2回の授乳ではお腹が減るようになったのと、保育園で他のお友達が美味しそうにご飯を食べる姿に刺激を受けたようです。

【1歳7ヵ月~2歳】

母乳:1回/日
この頃から夕食前(保育園から帰ってきて我慢できずという感じ)の1回のみです。結局卒乳が進められず2歳になっても1回飲んでいます。
まれに、遊びに夢中になっていたりするとそのまま夕食を食べ、飲まない日もありますが、2日と続きません。卒乳については完了できたらまた別記事でも紹介したいと思います。

乳腺炎の悩み

私は39℃程度の発熱のある乳腺炎(抗生剤服用)に全体で2回、白栓ができて一部がカチカチに張る乳腺炎(一歩手前?)に少なくとも月1回程度の頻度でなっていました。どんなにケアして、水分を取って食事に気を付けてもすぐに詰まってしまっていました。詰まりやすいタイプだったのかもしれません。
病院にかかるのもやはり赤ちゃん連れで行くのは大変ですし、病院といえば超待たされる。そんな時は近所に助産院がないか調べておくといいと思います。発熱のあるような乳腺炎の場合は感染を起こしている可能性があるため、病院に行くべきであり、助産院だと医師がいないので薬を処方してもらうことはできませんが、軽い症状でマッサージのみで解決するような場合は助産師さんの対応で十分(むしろ適切)だと思います。
助産院によっては出張してくれたり、ベビーマッサージ教室や育児相談、卒乳相談なども開催されており、とってもアットホームで居心地がよく、乳腺炎の悩みのみならず様々な場面でお世話になることができると思います。

授乳時の便利グッズ

私が便利だと思ったグッズは「円座」「授乳クッション」「授乳ケープ」「授乳ストラップ」「乳頭保護器」です。また、継続して乳頭ケアのため、「馬油」も使用していました。

円座

私は特に授乳用とかではなく、普通のインテリア用品店に売られているような低反発の円座を使っていましたがお産用もあるようです。産後は座るのも痛く、円座無しでは生活できません。ぜひ出産前にご準備を。初産のお友達へのプレゼントにも盲点のグッズだと思うので良いかもしれませんね。

授乳クッション

バナナ型で両端をパッチンボタンで繋げることもできるタイプのクッションをアカチャンホンポで購入し、使用していました。私は出産前に購入しておき、お腹が大きくなってきてからは抱き枕として使用していました。
我が子はめちゃくちゃ吐き戻す子だったので、クッションごと丸洗いタイプではなく、カバーをはずして洗えるタイプであったことが重宝しました。クッションを毎日洗うのは面倒です。

授乳ケープ

お出かけの時は常に持ち歩いていました(むしろ家では使わない)。いろんなタイプがありますが、私はポンチョのようにかぶれる、360°すっぽり隠れるタイプが使いやすかったです。夏は少し蒸すというデメリットもありますが許容でした。
人それぞれ使い方はあると思いますが、ストールのようなタイプや首ストラップタイプだと、結構横から見えてしまいます。逆にこういったタイプはひざ掛けやブランケット代わりに使えるので、そちらと兼ねたい方は良いかもしれません。

授乳ストラップ

授乳ケープにストラップ機能があるものもありますが、意外と緩く、うまく服を止めることができませんでした。また専用の授乳ストラップを買うのも面倒だったので、私は手持ちのシュシュを使用して代用していました。十分使えます。
↓こちらの記事でも紹介しています。

【育児アイテム】授乳ストラップ代わりに手持ちのシュシュが利用できる一日に何回もある授乳。洋服をたくし上げるだけだと赤ちゃんの顔に服がかかるし、かといっていつも前開きの服や授乳服ばかりを着るわけにもいかな...

乳頭保護器

産後すぐ~治るまで(2週間くらいまで)、乳首が切れてボロボロになってしまいました。痛いけどあげなければいけない…ということで産院ではメデラの乳頭保護器を借りて授乳していました。複数サイズあるのですが、産院でサイズ確認させてもらえると思います。
使用後は水洗い+ミルトンなどの消毒液につけ置き(1日1回液交換)、使用時は少し母乳で満たしてからつけると使いやすいです。
私は入院中に「これ退院後必要だ!」とあわててポチりましたが、退院日までに配達が間に合わず…しかし結局産院で購入することができ、さらに帰宅後ポチった乳頭保護器が届き、保護器だらけになりました。牛じゃないのでこんなにいっぱい要らない…。私のようにならないように、入院中に産院で購入できるか確認したり、早めに準備しておくことをお勧めします。

馬油

毎回の授乳を終えるたびに乳頭にぬりぬりします。眠いですが毎回必ずです!これに関しては少しのサボりで後日痛い目を見ていました。特に産後すぐは慣れない授乳で乳首が切れたり、冬場の乾燥で荒れたり等ありますので、丁寧にケアすることが大事です。
私はカネソンのピアバーユを使用していました。

外出時の授乳スペースの確保

乳児連れでの長時間のお出かけはそれほど頻度は高くないと思いますが、せざるを得ないこともあると思います。最近では昔と比べ、赤ちゃん休憩スポットも充実してきていますが、お出かけ前に場所とその設備内容(席数、水道の有無、おむつを捨てられるか等)を調べておくのがおすすめです。
病院や公共施設、子供グッズ販売店ではたいてい設置されていますので、近くにそれらの施設がないか確認しておくことが良いでしょう。公共施設のうち博物館や美術館といった有料施設でも、意外と授乳スペースだけ無料で入れるエリアにあったりします(しかも普通は施設利用者しか行かないので空いており、かつ設備が整っていて綺麗)。税金払っているので、じゃんじゃん利用しましょうww
また、例えば東京都であれば「子育て応援とうきょうパスポート」というサイトで授乳・おむつ替えスペースや、粉ミルク用のお湯がタダでもらえる場所が検索できます。各自治体で同様の検索サイト(アプリ)があると思うので、ぜひ活用すると良いと思います。

子育て応援とうきょうパスポートへの移動はこちらをクリック